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  • 「九州国際スリーデーマーチ2024」にてAMR:Mightyによる伴走・搬送支援を行いました

    株式会社Piezo Sonicは、2024年3月1日〜3月3日、熊本県八代市にて開催されたウォーキング大会「第29回九州国際スリーデーマーチ2024」に神田工業株式会社様と参加しました。 本イベントでは世界初の試みとして、Piezo Sonicの純国産搬送用自律移動ロボットAMR:Mightyの2台が一般参加者様に伴走しました。 前日のウェルカムパーティーでは会場でのスープの運搬支援、全5キロのコースの道中では、Mightyによる一般参加者様への飲食物などの物資支援の輸送・提供、スタート・ゴール地点である「桜十字ホールやつしろ」では出店での買い物時の搬送支援など、参加者様との交流やサポートを行いました。 この記事では、ウェルカムパーティーでのスープの運搬支援にはじまり、八代駅回遊コースのゴールまでの道のり、さらには神田工業様熊本事業所内でのMighty走行実験・撮影の様子まで、余すところなくお届けします。 【開催概要】 ■会期:2024年3月1日(金)~3月3日(日) ■会場:熊本県八代市新町5-20 桜十字ホールやつしろ ■開催地域:桜十字ホールやつしろ及び八代地域一円 ■主催:八代市・一般社団法人日本ウオーキング協会 ■主管:九州国際スリーデーマーチ実行委員会 公式サイト:https://www.kinasse-yatsushiro.jp/3day-march/ チラシ出典:第29回九州国際スリーデーマーチ2024公式サイト 【目次】 ■ 九州国際スリーデーマーチ2024 とは ■ 足場の悪い屋外の路面でも自動搬送を実現するAMR:Mighty-Dシリーズ ■ 最高難易度!ウエルカムパーティー会場でスープ運搬をサポート ■ 出発式での単独PR ■ 「八代駅回遊コース(5km)」にて一般参加者様に伴走! ■ 大会会場での買い物支援・一般参加者様との交流 ■ 神田工業様でのMighty走行実験・撮影 ■ 番外編:熊本グルメを堪能! 九州国際スリーデーマーチ2024 とは 「第28回九州国際スリーデーマーチ2024」は、八代市内5つの旧町村で、各名所や旧跡などをめぐる5km~40kmコースが設けられたウオーキング大会(リーグ)です。 「歩みで繋ごう 八代と世界の架け橋」というスローガンを掲げる本大会は、世界26の国と地域で、29の大会が開催される国際的なウオーキングリーグのひとつとして認められており、日本での公式大会は埼玉県東松山市の「日本スリーデーマーチ」と本大会の2つのみです。 本大会は、順位や記録を競うことを目的としておらず、世界各国・日本各地のウォーカーとの出会いや、八代の自然と地域の人々とのふれあいを楽しむことに主軸を据えています。 足場の悪い屋外の路面でも自動搬送を実現するAMR:Mighty-Dシリーズ Piezo Sonic社のMighty-Dシリーズは、日本の月面探査ロボットの不整地走行性能を応用した、特殊なサスペンション機構(特許申請済)と「待機電力ゼロで姿勢を保持」できるピエゾソニック モータをステアリング機構に搭載した純国産AMRです。 走行性能として、12cmの段差乗越えやその場旋回、真横移動が可能です。そのため、屋外・屋内を問わず足場の悪い路面も含めたあらゆる場所で、路面状況を気にすることなく走行することができます。 2021年より販売を開始したMighty-Dシリーズは、人の生活環境に適応するサポートロボットを目指しています。 搭載カメラとセンサにより目的地までの自動走行に加え、人やマーカーを認識した追従走行ができ、市街地や病院、高層マンション等での非接触・非対面物流や遠隔応対を実現します。 現在、本格的な導入に向け、工場やプラント、屋外と屋内の移動を要する大規模施設などでの試験導入が進んでいます。Mighty-Dシリーズは搬送業務だけでなく、計測や案内、作業支援ロボットの移動ロボットプラットフォームとしても活躍できるよう、ハードウェア、ソフトウェアともに継続的に開発を進めています。 2023年末にはEMSメーカである神田工業様において、Mightyシリーズの生産準備を開始し、2024年には量産案件への対応が可能になります。 ▼AMR:Migyty-Dシリーズについての詳しい情報はこちら https://www.piezo-sonic.co.jp/mighty 本大会では特別仕様として、八代市様からご依頼をいただき、Mightyの天板に大会旗を取りつけるスタンドを製作しました。 さらに、非接触・遠隔支援システムの利用を想定し、Mightyに10インチのタブレットユニットを搭載。当日会場にて、姫路にいる神田工業様のスタッフとリアルタイムに画面越しでコミュニケーションを図りました。 Mightyは、お客様のご要望に応じたカスタマイズのご相談も承っています。 ▼お問い合わせはこちら https://www.piezo-sonic.co.jp/contact 最高難易度!ウエルカムパーティー会場でスープ運搬をサポート 大会初日となる3月1日には、本大会会場である桜十字ホールやつしろにて「ウエルカムパーティー」が開催され、参加者同士の交流が行われました。 弊社も本パーティーに参加し、八代市様よりMightyには「参加者様に配布するスープの運搬」というご依頼をいただきました。 できたてのスープがいっぱいに入った直径37センチの大鍋をMightyの天板に乗せ、会場外のキッチンカーから配布会場内まで届けるというミッションです。 人力で行ったとしてもかなりの慎重さが求められる運搬ですが、さらにMightyが走行する環境は混雑した会場内であるため、人並みを避けながらスープをこぼさず運ぶという繊細なコントロールが求められました。 少しでも急発進や急停止をしてしまうと、熱々のスープがこぼれ大惨事になりかねない極めて高度なミッションに、Mightyの遠隔操作に慣れた弊社代表の多田も「難しすぎる」と漏らし、コントローラーを握る手に力が入りました。 何度かあわやの場面もありましたが、会場とキッチンカー間の4往復を完遂。八代市名産のトマトがふんだんに入ったスープを召し上がった参加者様からは「おいしい!歩いて疲れた体に沁みます」と喜びの声が聞かれました。 九州国際スリーデーマーチ2024の開催を彩る会のサポートをさせていただいたことはもとより、Mightyでの液体輸送の難しさも知ることができた貴重な機会となりました。 出発式での単独PR 3月1日〜3月3日の会期のうち、弊社は2日目の3月2日に参加しました。 当日の八代市は、最高気温12℃/最低2℃の中風が強く吹きつけ、身体の芯から凍える寒さ。小雪がちらつく場面もありましたが、会場内は年に一度の祭典の熱気に包まれていました。 弊社が参加した「八代駅回遊コース(5km)」の出発式では、神田工業様とともにご挨拶の場をいただき、神田工業様の代表 髙島一郎氏と、弊社代表の多田、そしてMighty2台が登壇。 「Mightyと呼んでください。走行中もぜひ声をかけてください!」という髙島氏の紹介に、さっそく会場からは「マイティー!」と子どもたちの声が上がりました。 ご挨拶の後、参加者様とともに「えいえいおー!」と声を合わせ、スタートへ向け気持ちを高めます。 「八代駅回遊コース(5km)」にて一般参加者様に伴走! 出発式を終え、午前10時30分頃に八代駅回遊コースの5キロの道のりをスタート。スタート地点では、中村博生八代市長からMightyに激励をいただきました。 一般道の走行にあたっては、道路交通法に基づく手続きを行っています。走行の安全性を担保するため、操作者とMightyの間が空くとピンが抜け、操作者から2m以内で走行停止する仕組みを実装しています。 さらに、運用の安全性を考慮し、髙島氏と多田もオペレータとして参加しました。 ▼走行停止実験の様子はこちら https://www.piezo-sonic.co.jp/post/3day-march 屋外走行の難しさは、刻一刻と変わる路面状況への対応が求められる点にあります。工場内などの屋内では、路面にある程度の均一性がありますが、屋外ではアスファルトや砂・砂利道、段差や坂道など、不規則な摩擦の変化を捉えて走行をコントロールしなければなりません。 さらに一般道となれば、予測できない車や人の通行、天候の変化、道幅の狭さや障害物など、走行にあたり意識すべきポイントは多岐に及びます。 しかし、Mightyは世界最高の不整地走行性能を備えた搬送用自律移動ロボットであるからこそ、刻一刻と変化する路面や環境の変化に適応しながら、人々のサポートに徹することができます。 道中、すれ違う参加者様へMightyに乗せたお菓子や飲み物をプレゼント。 歩みを止めて声をかけてくださる方々や、Mightyと記念写真を撮る方々など、Mightyを介して参加者様や地域の方々とのあたたかな交流が生まれ、同行するスタッフも元気をいただきました。 時速2キロ(最高速度は10km/h)で走行したMightyは、スタートから約2時間が経過した午後12時27分、ついにゴールテープを切りました。 初となるMighty2台での走行を実施した今回。道中での大きなトラブルもなく、チーム全員で5キロのコースを完歩し、会場は拍手に包まれました。 大会会場での買い物支援・一般参加者様との交流 ウォーキング後は、会場内に軒を連ねる出店でお買い物。せっかくならばMightyに購入品を乗せて運搬しようと考え、店員さんにお願いし購入品をMightyの天板上に乗せていただきました。 可搬重量最大30kgを誇るMightyは、重いものの運搬も得意分野です。 日常シーンでの荷物などの運搬はもちろんのこと、工場や倉庫内搬送の負担軽減にも役立てることができ、「重いものを運ぶ」という重労働からの解放を実現できます。 心身の負担軽減のみならず、空いた人手を他の業務に置き換えることによる生産性向上も期待できます。 会場内の子どもたちは、Mighty(とお菓子)に興味津々な様子。各々好きなお菓子を選ぶと、満面の笑顔が溢れます。 その中には、「僕も(Mightyのリモコン操作を)やってみたい!」と多田にリクエストを送る男の子の姿もありました。多田は優しく「小学校5年生くらいのお兄さんになったらね」と語りかけます。 彼と同じくらいの幼い頃からロボットに魅了され、当時から「ロボット博士になる!」という夢を持っていた多田。その夢を叶えるべくPiezo Sonicを創業した多田は、かつての自身と男の子の姿を重ねあわせていたのかもしれません。 こうしたひとつひとつの小さな出会いが、子どもたちがロボットやものづくりに興味を持つきっかけや、誰かの人生に大きなインパクトを与え得ると思うと、Mightyが人々の生活に溶けこんでいくたしかな意義を感じます。 九州国際スリーデーマーチ2024は、Mightyの走行および運搬を通じた経験はもちろんのこと、参加者様とともにひとつのイベントを創りあげることができた充実感を胸に幕を閉じました。 神田工業様でのMighty走行実験・撮影 九州国際スリーデーマーチ2024における弊社の活動は、大会2日目となる3月2日の参加をもって終了しましたが、弊社の活動はこれだけでは終わりません。 同日私たちはMightyとともに、本大会会場の桜十字ホールやつしろから車で約15分程走らせ、八代市鏡町の神田工業様の熊本事業所へ。 神田工業様は、電⼦部品事業に進出し約40年間、大手電機メーカー・プラントメーカーのモノづくりパートナーとして、その時代を代表する多くの製品に携わり世界中の方々に貢献してきました。 近年は、従来からの受託生産に加え、非接触で操作が可能な空中結像ディスプレイ、世界最薄のIoTデバイス、車載用フレキシブルLED製品などの革新的な製品の開発と販売、人材派遣および請負事業と新たな事業拡大のためにグループ企業への展開を図っています。 ▼神田工業様のWebサイトはこちら https://www.kanda-kogyo.co.jp/ 同社敷地内に新設されたテストコースでは、深い砂や鉄パイプ、舗装路面、土山、砂利道、草地など過酷な環境下でのMightyの動作検証を行っています。 今回は、Mightyの走行実験および、新モデルである「Mighty-D4U」のプロモーション動画の撮影を行いました。 Mightyのタイヤが埋もれてしまうほどの背の高い草が生い茂る草地での走行撮影時は、多田とともに熊本へ同行した弊社のインターン生から出された「引きの構図で撮るのではなく、カメラのアングルを下げてMightyに寄った方が臨場感が伝わるのではないか」というアイディアを採用し動画を撮影しました。 多田は撮影した動画を確認しながら、「草地を走っていることがよく伝わってくるね」と納得の様子でした。 限られた時間での走行テスト・撮影となりましたが、Mightyの強みを存分に伝えるべく、カメラの画角やシーンを変えて何度もカットを重ね、より良いシーンを追求しました。 プロモーション動画は完成次第、弊社WebサイトやYouTubeチャンネル にて公開を予定しておりますのでお楽しみに! 今回のYouTube動画はこちら 番外編:熊本グルメを堪能! はるばる熊本までやってきたからには、熊本グルメは欠かせません。 3月1日の熊本到着後、多田とインターン生は空港内に店舗を構える「ポーたま」へ。ポークランチョンミート・玉子焼きをご飯と海苔で挟んだ沖縄の家庭料理である「ポーたま」に、阿蘇くまもと空港店限定で「あか牛ステーキ」や「からし蓮根」「ちくわサラダ」などの名産を贅沢にサンド。 3月1日のウエルカムパーティー終了後の決起会および3月2日の打ち上げでは、からし蓮根や馬刺しなど熊本名物を囲みながら、神田工業様のスタッフの方々との交流を行いました。 中でも特に印象的だったグルメは、最終日に阿蘇くまもと空港内の「馬肉料理 菅乃屋」で出会った「馬ヒレのレアステーキ丼」。 多田は前から食べてみたいと思っていたようで、そのおいしさに圧倒されたとのこと。卵黄が絡んだ柔らかい馬肉に、タレが染みこんだご飯の相性は抜群。馬肉メンチとともに、熊本滞在を大満足で締めくくりました。 この度、本大会にともに参加させていただきました、神田工業株式会社様、Mightyの参加を公認いただきました主催の八代市様にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。 併せて、新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集しておりますので、ご興味を持っていただいた方はご連絡ください。 お問合せにつきましては、下記より直接弊社までご連絡ください。 ▼お問い合わせはこちら https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

  • 「2024年度精密工学会春季大会学術講演会 付設展示会」/「川崎ニッチ技術ミニ展示会 つるつるVSすべらない」に出展しました

    3月12日(火)~14日(木)まで東京大学本郷キャンパスにて開催された「2024年度精密工学会春季大会学術講演会 付設展示会・ 新技術講演会」、および3月12日(火)に川崎市産業振興会館にて開催された「川崎ニッチ技術ミニ展示会」にて株式会社Piezo Sonicは講演ならびに展示を行いました。 今回の記事では、前半で精密工学会での弊社ブースと代表・多田の講演の様子を、後半で川崎ニッチ技術ミニ展示会での弊社ブースでの様子をお届けします。 目次 ■2024年度精密工学会春季大会学術講演会 ・「精密工学会」とは ・多田の講演『待機電力ゼロで姿勢を維持できる高トルクモータと屋外走行が可能なAMRを開発する「ハードウェアスタートアップ」』について ・弊社出展ブース・展示内容 ・「ミニMighty」の展示 ■川崎ニッチ技術ミニ展示会 つるつるVSすべらない ・「川崎ニッチ技術ミニ展示会」とは ・弊社出展ブース・展示内容 2024年度精密工学会春季大会学術講演会 【同大会内 付設展示会 開催概要】 ◆日時:2024年3月12日(火)~14日(木) 12日(火)10:00~17:00 13日(水)9:00~17:00 14日(木)9:00~14:00 ◆会場:東京大学本郷キャンパス 工学部3号館 【同春季大会内 新技術講演会 -産学・産産連携への集い- 開催概要】 ◆日 時:2024年3月14日(木) 9:30 ~ 14:30(予定) ◆内 容:「新技術講演会 -産学・産産連携への集い-」 第一部 企業技術紹介セッション 第二部 先端企業・技術紹介セッション ◆会 場:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館221教室 《精密工学会公式Webサイト》 https://2024-03spring.jspe.or.jp/ 「精密工学会」とは 本学会は今年創立90周年を迎える学術団体で、毎年春と秋に学術大会を開催しています。 今回は「精密工学の90年、革新の軌跡。そして100年に向けて」をスローガンに、東京大学本郷キャンパスにて3日間の会期で春季大会が執り行われました。 弊社は2023年の精密工学会ものづくり賞最優秀賞の受賞をきっかけに本大会への参加をお誘いいただき、今回は3日間のブース出展、さらに3日目の新技術講演会で代表の多田が『待機電力ゼロで姿勢を維持できる高トルクモータと屋外走行が可能なAMRを開発する「ハードウェアスタートアップ」』というタイトルで講演する運びとなりました。 多田の講演『待機電力ゼロで姿勢を維持できる高トルクモータと屋外走行が可能なAMRを開発する「ハードウェアスタートアップ」』について 今回の「新技術講演会 -産学・産産連携への集い」は、大会最終日である3月14日(木)に東京大学本郷キャンパス工学部2号館にて行われました。 代表の多田が登壇したのは第一部(9:30~12:00)の企業技術紹介セッションで、同セッション内では13社がそれぞれ10分間で自社の技術を紹介していくというスタイルで行われました。 弊社の講演順はプログラム上では第一部の最後でしたが、数個前の企業でトラブルがあり当初予定されていた順番より早くなるというハプニングもありました。 しかしこれまでに数々のプレゼンを行ってきた多田、緊張などは特になかったようで、当日朝のギリギリまで粘って作成したパワーポイント資料をもとに、いつも通りしっかりとピエゾソニックモータと自律移動ロボット「Mighty」について発表時間をフルに使いプレゼンしてまいりました。 普段の講演時間に比べてだいぶ短い10分という時間制限について講演後の多田に聞くと、「今日は短時間でのプレゼンだったので、詳しい技術の話というよりは弊社の技術紹介をメインに構成を考えていた」とのことでした。 他社もそのような構成でくると予想して原稿を練ってきた多田でしたが、当日会場で他社の講演を聞いてみると技術面について詳しく話す企業も複数あったようで少々驚いたようです。しかしもうここまで来たら「突き進むしかない」との気持ちでプレゼンを行ったとのことでした。 無事にプレゼンを終えた第一部終了後には、来場していた大田区の関係者の方々との会話に花を咲かせていました。 弊社出展ブース・展示内容 精密工学会では、3日間にわたり工学部3号館でのブース展示も行いました。 弊社ブースでは、高トルク超音波モータ:ピエゾソニック モータのほか、「CES 2022 Innovation Awards」をはじめ、「CEATEC AWARD2022 スタートアップ部門 」グランプリ、「東京都ベンチャー技術大賞」特別賞、「精密工学会ものづくり賞」最優秀賞を受賞した、搬送自律移動ロボット:Mightyの4分の1模型の展示を行いました。 高トルク超音波モータ:ピエゾソニックモータは、磁石やコイルを利用せず、圧電セラミックを振動させ、そのエネルギーを駆動力としています。 小型でありながら、同サイズのDCモータと比べて約5倍〜10倍の高トルクを発揮します。非通電、非制御で姿勢・状態を保持することができ、バックラッシュがないために高精度な位置制御が可能です。 ▼ピエゾソニック モータについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。 https://www.piezo-sonic.co.jp/piezosonic-motor-lp 「ミニMighty」の展示 本展においては、出展ブースのスペースが限られていたため、搬送自律移動ロボット:Mightyの実機ではなく、小型模型の「ミニMighty」を展示しました。 机上サイズの「ミニMighty」は、各パーツをバラバラにして組み立てることができ、持ち運びにも便利です。 小型ながら、細部まで本物さながらに作られているため、カタログや紹介動画では伝えきれない部分まで網羅しながらお客様へ説明することができます。 AMR:Migytyについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。 https://www.piezo-sonic.co.jp/mighty 学会のセミナー終わりなどに多くの方に弊社ブースを訪れていただきました。 今回の展示ブースでは代表・多田のほかにも、4月から入社予定のインターン生が見学に訪れた方に製品のご説明を行うなど大活躍でした。 川崎ニッチ技術ミニ展示会 つるつるVSすべらない 【開催概要】 ◆ 会期:2024年3月12日(火)13:30~16:30 ◆ 会場:川崎市産業振興会館 1階ホール(川崎市幸区堀川町66-20) ◆ 共催:川崎市・川崎市産業振興財団 《展示会公式Webサイト》 https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000157523.html 「川崎ニッチ技術ミニ展示会」とは 記念すべき第1回目の開催を迎えた本展示会は、東京都大田区での同様の取り組みをヒントに企画され、地元川崎市の市内中小企業が誇る製品・技術のPRや企業のネットワーク構築を目的としてニッチでキャッチ―なテーマ、表面処理・研磨技術などの「つるつる」と接着・粘着等の「すべらない」製品・技術にフォーカスした『「つるつる」VS「すべらない」』というスローガンのもと開催されました。 弊社が大田区産業振興協会主催の勉強会で講演した際に会場に川崎市のご担当者がいらしていたことがきっかけで今回川崎市で当イベントを開催する運びとなり、大田区より弊社がお誘いをいただき出展することが決まりました。 弊社出展ブース・展示内容 代表の多田が3月12日(火)~14日(木)開催の精密工学会(於:東京大学本郷キャンパス)の方に参加していたため、今回の展示会は事業推進部の大和とインターン生が弊社を代表し参加。ブース設営から来客対応まで、多田の力を借りずに自分たちだけで行った会となりました。 当日はあいにくの空模様。大雨で厳しい寒さの中での開催となりましたが、会場内に一歩入ると多くの人が来場し熱気にあふれていました。 弊社ブースでは、『待機電力ゼロで姿勢を保つ力を維持できる「すべらない」モーター』というキャッチフレーズで、高トルク超音波モータ:ピエゾソニック モータをメインに展示いたしました。 待機電⼒ゼロ(⾮通電・⾮制御時)でも姿勢維持が可能であるというピエゾソニック モータの特長から、今回「すべらない」セクションでの出展となりました。 ▼ピエゾソニック モータについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。 https://www.piezo-sonic.co.jp/piezosonic-motor-lp 今回は地元神奈川県出身の吉本所属お笑い芸人・アホマイルド坂本さんが各企業ブースをインタビューしに回るという企画、さらには閉会間際に主催者によるブース撮影がありました。 弊社からは先述の精密工学会でも活躍したインターン生が堂々とインタビューと撮影に臨んでおりました。終了後に本人に感想を尋ねると「代表(多田)がいたらよかったですね」と少々弱気な発言もありましたが、後日多田に話を聞くと「1分間スピーチできるだけの原稿は渡してあったので、大丈夫だと信じていた」とのことでした。 当日のインタビュー映像はこちらからどうぞ https://youtu.be/p9FLp0gVDig?feature=shared 精密工学会春季大会付設展示会および川崎ニッチ技術ミニ展示会において、弊社ブースへご来場いただきました皆様に御礼申し上げます。 今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。 併せて、新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集しておりますので、ご興味を持っていただいた方はご連絡ください。 お問合せにつきましては、下記より直接弊社までご連絡ください。 【お問い合わせはこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

  • 【登壇のお知らせ】「WORK AND ROLE」スタートアップ企業ピッチ

    産学官金から構成される北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアム(会長:北九州市長)が主催する北九州市におけるスタートアップイベント『WORK AND ROLE』におきまして、「グローバルアクセラレーションプログラム(GAP-K)」2023年度の採択企業としてピッチを行います。 同イベント会場内には、参加スタートアップ企業の展示ブースも設けられます。 【開催概要】 ・名称:WORK AND ROLE 2024 ・日時:3月27日(水)11:00~21:00(参加者受付 10:30~) ・会場:西日本総合展示会場 新館C展示場(福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1) ・参加費:無料(要事前申込) ※ GAP-K(グローバルアクセラレーションプログラム)登壇4社 11:12~ ・株式会社ミラリンク ・株式会社ライトライト ・株式会社Piezo Sonic ・SoundEye ※ イベントHP:https://sep-k.com/workandrole2024 ※ 参加申し込み:https://workandrole.peatix.com/ ◆ 展示ブース・デモブースのご案内 会場内に設けられた参加企業による製品の展示、デモンストレーションなどもご覧いただけます。弊社もMightyの実機によるデモンストレーションを予定しております。 ぜひこちらへもお立ち寄りください。 ・小間番号:展示ブース 12番 :デモブース  4番 弊社の業務、弊社製品に興味をお持ちの方、この記事をご覧いただいた方に、お会いできることを楽しみにしております。

  • 「2024年度精密工学会春季大会学術講演会 付設展示会」出展のお知らせ

    昨年9月、弊社の開発する搬送用自律移動ロボット:Mighty-D3-2が精密工学会ものづくり賞「最優秀賞」を受賞いたしました。 このご縁により、Mighty-D3-2を設立90周年を迎える、記念すべき年の学術講演会付設展示会に出展いたします。また、3月14日(木)開催の「新技術講演会ー産学・産産連携への集いー」の企業技術紹介セッションにおいて弊社代表の多田が講演を行います。 【付設展示会 開催概要】 ◆日時:2024年3月12日(火)~14日(木) 12日(火)10:00~17:00 13日(水)9:00~17:00 14日(木)9:00~14:00 ◆会場:東京大学 本郷キャンパス 工学部3号館3F/4F(※ 弊社ブースは4F) 【新技術講演会 概要】 ◆日 時:2024年3月14日(木) 9:30 ~ 14:30(予定) ◆会 場:東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館 221教室(予定) ◆内 容:「新技術講演会 -産学・産産連携への集い-」 第一部 企業技術紹介セッション 第二部 先端企業・技術紹介セッション ※ 「新技術講演会-産学・産産連携への集い-」案内 https://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/activity/sgs_boshu2403.pdf ※ 精密工学会学術大会HP:https://2024-03spring.jspe.or.jp/ 弊社の業務、弊社製品に興味をお持ちの方、この記事をご覧いただいた方に、お会いできることを楽しみにしております。

  • 川崎ニッチ技術ミニ展示会「つるつるVSすべらない」出展のお知らせ

    川崎市内中小企業が誇る製品・技術のPRや企業のネットワーク構築を目的として少しとがったテーマで開催される展示会です。 記念すべき第1回目は、表面処理・研磨技術などの「つるつる」と接着・粘着等の「すべらない」製品・技術にフォーカスし「つるつる」VS「すべらない」展示会が開催されます。 川崎市の魅力的な技術・サービスをもつ企業が集うなか、弊社は大田区代表として「すべらない」ピエゾソニックモータをメインとした内容で出展させていただきます。 【開催概要】 ◆ 名称:川崎ニッチ技術ミニ展示会 つるつるVSすべらない ◆ 会期:2024年3月12日(火)13:30~16:30 ◆ 会場:川崎市産業振興会館 1階ホール(川崎市幸区堀川町66-20) ◆ 参加費:無料(要事前登録) ※ 来場者登録:https://logoform.jp/form/FUQz/466269 ※ 展示会Webサイト:https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000157523.html ※ 展示会案内チラシ:https://www.city.kawasaki.jp/280/cmsfiles/contents/0000157/157523/tirasi.pdf 弊社の業務、弊社製品に興味をお持ちの方、この記事をご覧いただいた方に、お会いできることを楽しみにしております。

  • 「九州国際スリーデーマーチ2024」参加のお知らせ

    3月1日~3日 熊本県八代市にて開催の「九州国際スリーデーマーチ」の2日目、3月2日の「八代駅回遊コース(5㎞)」に弊社の搬送用自律移動ロボット:Mightyが、今年も参加者の皆さまと伴走します。 今回は、弊社と業務提携を結ぶ、神田工業株式会社様(https://www.kanda-kogyo.co.jp/)所有のMightyと共に、2台での伴走となります。 写真:Mighty (神田工業様事業所内にて、 久々の兄弟再会です。) 【イベント概要】 ◆会期:3月1日(金)~3月3日(日) ◆会場:桜十字ホールやつしろ(熊本県八代市新町5-20)及び八代地域一円 ※ イベントHP:https://www.9i-3daymarch.com/ ※ コースの紹介:https://www.9i-3daymarch.com/2023/12/08/%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9-2sat/ 弊社の業務、弊社製品に興味をお持ちの方、この記事をご覧いただいた方に、お会いできることを楽しみにしております。

  • Mighty-D3が「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」を受賞しました

    2023年9月13日(水)~15日(金)に福岡工業大学で開催された精密工学会秋季大会にて、株式会社Piezo Sonicが開発を行う搬送用AMR:Mighty-D3は、「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」を受賞いたしました。 精密工学会ものづくり賞は、今年で7回目の授賞となり、日本のものづくりを支える中堅・中小企業を支援するために設立された高い評価を受ける賞です。 精密工学会ものづくり賞の詳細はこちら 本受賞を記念し、9月13日(水)に開催された精密工学会秋季大会学術講演会における「新技術講演会 -産学・産産連携への集い-」にて弊社代表の多田がMighty-D3のプレゼンを行い、翌9月14日(木)には贈賞式に参加をいたしました。 9月13日(水) 昼過ぎに現地入りした多田を待っていたのは、資本業務提携先の神田工株式会社様の髙島社長。 大きな企業の経営者として日々全国を飛び回っておられるにもかかわらず、Mighty関連のイベントには必ず顔を出してくださる、とてもありがたいパートナーです。 本講演では、総合受付の近辺に場所をいただき、Mightyのデモンストレーション走行を行いました。 そして、デモンストレーション走行が一区切りついた頃、多田のプレゼンテーションの時間が迫り、Mightyは多田と一緒に登壇するためエレベーターに乗り込み、ともに会場まで向かいました。 展示会場までスタッフ二人がかりで重いボディーを持ち上げて搬送していた頃もあっただけに、時間の経過とMightyの大きな進歩を感じます。 この感情は、小さな子どもを育てている方が、昔の動画を見返してわが子の成長を感じるのに似ていると思います。 会場のドアをあけると、多くの受講者の方が既に着席をして、プレゼンの開始を待っておりました。 質疑応答の時間だけでなく、プレゼン終了後にもたくさんの質問をいただき、Mightyが受講者の方々の強い興味や関心を引いたことを嬉しく思いました。 9月14日(木) 午前中は、高島社長も交えてお客様へのプレゼンテーションを行い、13時過ぎには福岡工業大学に移動し、この日もさっそくMightyのデモンストレーション走行を行いました。 今回も高島社長と多田の「大きな子どもふたり」は急にニヤニヤし始め、スタッフの方々にMightyを撫でてもらったり、受付ホールを飛び出したかと思うと、食堂に行ってスタッフの食事やお菓子を運んでみたり、外へ飛び出して芝生の上を進むなど、Mightyとふたりは福岡工業大学の中を縦横無尽に走り回っていました。 デモ走行の後は、精密工学会スタッフの皆様と記念撮影をしていただきました。 今回の授賞式はMightyは参加できないため、この記念撮影をもって搬出作業に入りました。 搬出作業が終わる頃から、少しずつ言葉が減るふたり。授賞式開始の15時を迎える前には、さらに顔が引き締まりました。 そして、スタッフに促され会場に向かいます。 会場である、福岡工業大学キャンパス内のFITホールは、2,400人を収容できる大きな会場であり、今回の授賞式の格式の高さをうかがわせました。 前列の招待席に案内される多田と髙島社長。 隣を見回すと、「精密工学会技術賞」を受賞されたファナック株式会社様や出光興産株式会社様、オリンパス株式会社様、「精密工学会技術奨励賞」を受賞されたDMG森精機株式会社様をはじめ名だたる企業様のプレートが並びます。 開会のあいさつが終わり、各賞の授賞が始まりました。多田は他の受賞者に先駆けて壇上に呼ばれ、「精密工学会ものづくり賞」最優秀賞を授賞いただいた後、イーグル工業株式会社様、明昌機工株式会社様との記念撮影を行いました。 工学系の学会において、弊社の技術を高く評価していただけたことは大変嬉しく思います。 今回の受賞は、弊社のエンジニアスタッフ、事務スタッフ、オペレーションスタッフそして神田工業株式会社様をはじめとする協力会社様の方々の仕事が評価され受賞したものに他なりません。 今回の受賞を励みに、これからもMightyやピエゾソニックモータの開発・製造・販売を軸に、社会に役立つ製品の開発に全力を注いでまいる所存です。 今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。 そして、新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集していますので、興味を持っていただけた方はご連絡ください。

  • スタッフへの感謝会を開催しました

    10月19日(木)、弊社が拠点を構えるテクノフロント森ケ崎にて、オペレーションスタッフをはじめとする弊社スタッフへの感謝会を開催しました。 先日の「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」の受賞をきっかけに弊社代表の多田が企画した本イベントは、スタッフの日頃の尽力を労いながら、弊社の取り組みや展望を社内で共有し、改めて一同で目線を合わせる機会となりました。 本記事では、イベントの様子をお届けいたします。 多田自ら、スタッフへの感謝を伝える会を企画 ⾼トルクで耐久性に優れた新型超⾳波モータとして、ピエゾソニック モータの開発・製造・販売や、モータ応⽤機器・IoTデバイス・ロボットの開発事業までもを⾏う弊社。 ステアリングにピエゾソニック モータを使用した自社開発の搬送用自律移動ロボット「Mighty-D3」は、国内外でそのデザインと走行性能を高く評価され、CES2022での「Innovation Awards」、CEATEC 2022でスタートアップ部門「グランプリ」、令和4年度 東京都ベンチャー技術大賞で「特別賞」、「精密工学会ものづくり賞最優秀賞 」 を受賞しています。 これらの受賞は、決して弊社代表の多田ひとりの力だけでなし得たものではありません。 弊社社員はもちろんのこと、オペレーションスタッフやインターン生、非常勤スタッフ、さらには共創先(協力会社様や出資企業様)をはじめとした、多くの方々のお力添えがあってこそです。 中でも、オペレーションスタッフは、モータ部品の細かな組立業務からMightyの開発・製造のサポートまで、弊社の業務の土台を支える縁の下の力持ちのような存在です。 ひとつひとつの業務は、直接お客様の目に触れる部分には表れないものも多くあります。しかし、そのたしかで地道な土台があるからこそ、弊社の技術は成り立っていると言っても過言ではありません。 共創先(協力会社様や出資企業様)の方々は、打ち合わせやプレゼンテーションなどで、多田が実現を目指すビジョンや、協働への感謝の気持ちを伝える機会が多くあります。 社内のスタッフにおいても、出張や展示会などに同行した際には、多田の想いを聞ける機会に恵まれます。 しかし、日々社内で業務を支えるオペレーションスタッフは、こうした機会に立ち会う場面は少ないのが現状です。 そのため、多田は自身が日頃どのような想いを持って業務にあたっているのか、いかに感謝の気持ちを持っているかということが伝わりにくいのではないかと考えました。 そこで、多田は「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」の受賞をきっかけに、オペレーションスタッフをメインゲストに据え、普段関わってくださる方々に感謝の気持ちと弊社のビジョンを伝え、改めて想いを共有する場を設けようと考え、感謝会の開催に至りました。 *:「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」に関する詳細はこちら 事前にオペレーションスタッフ全員にお昼と夜、どちらが都合つきやすいか、どんな内容だとうれしいかをヒアリングし、今回はお昼に会社で「おいしいお寿司」を食べられるように企画を練ることになりました。 迎えた当日 「出張寿司」を手配 全員が参加できるスケジュールを調整し、当日は朝から全スタッフが社内に勢ぞろい。 11時までは通常業務でしたが、皆どこか落ち着きません。10時を回ると、幹事を任されたチームが慌ただしく動き出し、会場のセッティングや買い出し、受賞トロフィーや賞状の展示など設営準備が始まりました。 当初は出前を取ろうと考えていたようですが、各々が好きなものを好きなように食べることができ、せっかくならば記憶に残るものにしたいという多田の想いから、皆が好きなお寿司を目の前で握っていただく「出張寿司」を手配しました。 Mighty+お寿司のイベント準備を終えたインターン生たちは、着々と準備が進められるお寿司に興味津々。 板前さんによると、「一番おいしい状態で食べてほしい」と、会食スタートの時間を逆算して握りを開始。 パラッとほぐれる米質と甘みを両立させるため、青森県産の「青天の霹靂」北海道産の「ななつぼし」をブレンドし、赤酢を混ぜたこだわりのお米とのこと。 手早く次々と握られていくお寿司を前に、皆の期待も高まります。 多田による開会宣言・プレゼンテーション 着々とお寿司が仕上がっていく中、多田による「感謝会」の開会宣言。 オペレーションスタッフをはじめとするスタッフを労う会であるという企画趣旨が伝えられ、場の雰囲気が引き締まります。 そして、一同はスクリーンの前へ集合。「感謝会」と題したスライドに続いて、多田による弊社の取り組みや展望についてのプレゼンテーションが行われました。 モーターとロボティクス技術で人の生活を支え、「ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会」の実現を目指す弊社。 そのためのミッションとして、ノンバックラッシュで非磁性、高トルクな「ピエゾソニック モータ」の開発・提供ならびに、それを活用した応用機器・ロボットの開発・提供、さらにはロボットによる生活サポートを実施するサービスや新雇用の創出を掲げています。 未来は、今の地続きにしかありません。 未来像の旗を立てるのは多田の役目ですが、その実現には、多くの方々の力が必要不可欠です。そして、スタッフや関係者がともに同じ方向を向き、同じ進度で歩みを進めていくことが重要です。 そのため、今回の感謝会において、多田はスタッフや関係者に感謝の気持ちを伝えると同時に、自身が描く会社の展望を共有することで、一同の目線を合わせることにも主眼を置いていました。 広報関連の仕事をしていると、プレゼンの骨子部分は何回も耳にしていますが、オペレーションスタッフやインターン生の中には、このようなプレゼンテーションを初めて聞くという方もいます。 この日のプレゼン資料は、多田が忙しい合間を縫い、社内用にオリジナルで作ったスライドが何枚も確認できる内容でした。 プレゼンテーションの最後には、多田はスクリーンの前に飾られたたくさんのトロフィーや賞状に目線を落とした後、スタッフひとりひとりを見渡しながら、「これらの賞はみんなでとったものです。これからもよりよい製品作りを進め、このような賞を増やしていけるようにサポートをお願いします」と伝えました。 全員で乾杯!「出張寿司」を初体験 プレゼンテーションが終わると、いよいよ乾杯。スタッフ・関係者全員で輪になり、多田の音頭でグラスが交わされました。 乾杯後、会場はあたたかな拍手に包まれ、笑顔が溢れます。 その後は、念願の会食。お寿司屋さんの前には、あっという間に人だかりができ、各々が好みのネタでお皿を埋めていきます。 お寿司屋さんこだわりもあり、セットものではなくセルフオーダー。オーダーを伝えると、握りたてのお寿司をお皿に入れてもらえます。 お寿司をとる順番にも、多田の企画意図が表れていました。 まず最初は、今回のメインゲスト、オペレーションスタッフからお寿司屋さんの前に。いつも細かな気配りやサポートにて徹している彼女たちは、こうしたイベントでも忙しなく動き回っている姿が目立ちます。 しかし、本イベントでは、徹底した「オペレーションスタッフファースト」により、多田の感謝の気持ちを伝える意図がありました。 その後、エンジニアとインターン生、協力会社様や出資企業様が続き、多田がお寿司をとったのは、皆がお寿司を頬張る姿を確認したいちばん最後でした。 多田は一番最後にお寿司をオーダーしたのですが、なんとこっそり、おいしい海老が食べたいと裏メニューを頼んでいたようです。 当然のように、その裏メニューはみんなが注文し、あっという間になくなってしまいました。 おいしいお寿司を前に、箸も会話も進みます。 お寿司屋さんのイチオシネタは、イギリス王室のロイヤルファミリーも愛したという「エリザベスサーモン」。 国内でも食べることができる場は限られているとのことで、貴重な体験ができました。 Mighty がお寿司を配膳! エンジニアリングチームは「“ 出張 ”寿司」ということで、せっかくならばと弊社の⾃律移動ロボット:Mighty(マイティー)も“ 出張 ”し、皆が座るテーブルへお寿司の配膳を企画。 天板には4人前のお寿司が乗せられ、オペレーションスタッフが座るテーブルを目指します。会場からは「頑張れー!」という声援も。 移動中の音も静かなロボットであるため、食事の妨げになることなく配膳ができます。 不整地の走行性能に優れているため、屋内での走行もお手のもの。手狭なスペースもスムーズな走行でお寿司とともに笑顔を運びました。 工場や倉庫内のみならず、屋外での移動検査機としての運用や病院・介護施設、高層マンションなどでの非接触・非対面物流や遠隔応対への活用を目指しています。 【AMR:Migytyについての詳細情報はこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/mighty スタッフや関係者の中でも、オペレーションスタッフへの感謝を伝えたかった多田。 彼女たちの笑顔を見ることができ、多田にも満面の笑みが見られました。 お腹と心が満ちるまで、1時間と少し。全員で目線を揃えて体験をともにすることができたかけがえのない時間が、スタッフ各々にとって、弊社が目指すビジョン実現のためのエネルギーにもなっていたら嬉しく思います。 会の最後には、多田が改めて感謝を伝え、「またこうした会を開催できるように頑張っていきましょう」と鼓舞し、あたたかな拍手とともに幕を閉じました。 今後も定期的にこうした機会を設け、スタッフ一同で足並みを揃えながら、モーターとロボティクス技術で人の生活を支え、「ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会」の実現を目指し尽力してまいります。 今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。 新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集していますので、興味を持っていただけた方はご連絡ください。 【お問い合わせはこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

  • 【登壇のお知らせ】板橋区産学官連携交流会

    2024年2月14日(水)に開催される、板橋区産業振興公社様主催「板橋区産学官連携交流会」において、弊社代表の多田が講演を行います。 今回は「不整地走行を念頭に置いた、搬送用自律移動ロボットの開発」というタイトルでお話しをさせていただきます。 【開催概要】 ・日 時:2024年2月14日(水)14:30~17:30(開場:14:00) ・場 所:板橋区立グリーンホール 601会議室(板橋区栄町36-1) ・内 容:第一部 14:30~15:20 「金属薄板温間プレス加工に関わる課題」 東京大学 工学系研究科 教授 柳本 潤 氏 第二部 15:30~16:20 「不整地走行を念頭に置いた、搬送用自律移動ロボットの開発」 株式会社Piezo Sonic 代表取締役 多田 興平 第三部 16:30~17:30 ・参加費:無料 ◆講演会案内・申込 https://itabashi-kohsha.com/archives/23945 ◆講演会問い合わせ (公財)板橋区産業振興公社 新産業・技術支援グループ 板橋区板橋2-65-6 情報処理センター5階 TEL:03-3579-2192 E-mail:khk@itabashi-sangyo.jp 皆様のご参加を心よりお待ちしております。 弊社ではものづくりやハードウェアスタートアップに関する講演を承っております。 【お問い合わせはこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

  • 「工場アパート見学ツアー」に参加しました

    弊社が入居している工場アパートにおいて、JTBコミュニケーションデザイン様、EYストラテジー・アンド・コンサルティング様主催の海外の方向けの「工場アパート見学ツアー」が開催されました。「工場アパート見学ツアー」は全4回の開催を予定されており、弊社は2024年1月17日(水)・30日(火)の2回に参加させていただきました。 17日は、インドネシアからのお客様が15名ほど参加。 会場となったテクノFRONT森ヶ崎の多目的室に足を踏み入れると、女性ばかりの華やかな会場。いつもの展示会や商談会と大きく雰囲気が違うため、多田も少々戸惑いながら会社紹介が始まりました。 始まってみると当初の心配を覆し、通訳の方を介してご質問をいただいたりと、予定時間をオーバーしながら会社紹介は終了。その後、皆様が建物内を見学された際、弊社へもお立ち寄りいただき、玄関先ではありましたがAMR:Mightyの実機を見ていただくこともできました。 17日のテクノFRONT森ヶ崎 1階 多目的室の様子 30日は、中国・マレーシアからのお客様2名参加。 前回より参加された方が少なかったのですが、その分、モータの実機を手に取っていただける距離感で説明をすることができました。 モーター構造のデモ機を動かし、実際モータが回っているときの内部構造を見て頂いたりと、内容の濃いご案内ができました。名刺交換もさせていただきましたので、今後、つながっていくとができれば嬉しいです。 30日のテクノFRONT森ヶ崎 1階 多目的室の様子 弊社製品にご興味をお持ちの方は、下記URLよりご連絡ください。 【お問い合わせはこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

  • 「Piezo Sonic 製品開発プレミアムサポートサービス」のご案内

    従来より展開している「コンサルティング開発サービス」を会社様の規模ではなく、支援内容によって分類した「製品開発プレミアムサポートサービス」を開始いたします。 「製品開発プレミアムサポートサービス」は、超音波モータを含むその他のモータを利用した製品の開発や、搬送用AMRの応用品等の開発スピードを高速化させたいとお考えのお客様のための、優先サポートサービスです。 新しい製品開発に取組みたい会社様、ハードウェアの設計リソースが足りないメーカ様やソフトウェア開発会社様にも設計アドバイス・開発支援サービスとしてご活用いただけます。 設計支援・アドバイスはメールやネットミーティングで行うだけでなく、円滑な情報交換のために対面打合せも対応が可能です。 サポート内容例: ・マイコンなどを活用した回路設計、機構設計、システム開発に関わるアドバイス ・マイコン・センサ・ROSなどのハードウェアが関わるソフトウェア開発に関わるアドバイス ・お客様の設計案、アイデアの具現化に対する壁打ちアドバイス ・助成金の取得支援と製品開発に関するアドバイス ・お客様が直面した課題・質問への適宜対応 設計や製造サービスにつきましては内容に合わせて別途お見積りさせていただきます。 ハードウェアを含む新製品の開発をご検討の際には、ぜひ、弊社までお問い合わせください。 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社Piezo Sonic 〒143-0013 東京都大田区大森南 4-6-15 テクノ FRONT 森ヶ崎 507 TEL:03-6379-6020  Email:info@piezo-sonic.com ※ 本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

  • 「産業交流展2023」に出展しました

    11月20日(月)〜22日(金)、株式会社Piezo Sonicは東京ビッグサイトで開催された「産業交流展2023」に出展しました。 今回の記事では、本展における弊社出展ブースでの様子をお届けします。 【開催概要】 ■会期(リアル展):2023年11月20日(月)~11月22日(水) ■会場:東京ビッグサイト西展示棟 ■主催:産業交流展2023 実行委員会 東京都、東京商工会議所、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会、東京都中小企業団体中央会、(株)東京ビッグサイト、(公財)東京都中小企業振興公社、(地独)東京都立産業技術研究センター 《展示会公式Webサイト》 https://www.sangyo-koryuten.tokyo/ 産業交流展とは 産業交流展は、原則として首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に事業所を有する、個性あふれる中小企業などの優れた技術や製品が一堂に会する展示会。 2023年の産業交流展においては、コロナ禍を乗り超えた新たな飛躍の実現を掲げ、持続可能で明るい社会を紡ぎ出す「未来創造都市」東京を舞台に、新たな事業交流の創出を描きました。 DX・GX、スタートアップ、次世代技術、危機管理などをトピックスに、個性あふれる中小企業の技術やサービスが集いました。 弊社出展ブース・展示内容 「スタートアップ」ゾーンの出展ブースでは、高トルク超音波モータ:ピエゾソニック モータの展示のほか、「CES 2022 Innovation Awards」をはじめ、「CEATEC AWARD2022 スタートアップ部門 」グランプリ、「東京都ベンチャー技術大賞」特別賞、「精密工学会ものづくり賞」最優秀賞を受賞した、搬送自律移動ロボット:Mightyのミニ展示を行いました。 高トルク超音波モータ:ピエゾソニックモータは、磁石やコイルを利用せず、圧電セラミックを振動させ、そのエネルギーを駆動力としています。 小型でありながら、同サイズのDCモータと比べて約5倍〜10倍の高トルクを発揮します。非通電、非制御で姿勢・状態を保持することができ、バックラッシュがないために高精度な位置制御が可能です。 ▼ピエゾソニック モータについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。 https://www.piezo-sonic.co.jp/piezosonic-motor-lp ⾃律移動ロボット:Mightyは、日本の月面探査ロボットの機構を応用した特殊なサスペンション機構と、待機電力ゼロで姿勢を保持できる「ピエゾソニック モータ」をステアリングに搭載し、世界最高の不整地走行性能を備えた搬送用自律移動ロボットです。 15cmの段差の乗り越え、その場旋回、真横移動が可能であることから、屋外・屋内問わず多くの場所で路面状況を気にすることなく走行できることが大きな特徴です。 AMR:Migytyについての詳細情報はこちらからご覧いただけます。 https://www.piezo-sonic.co.jp/mighty 「ミニMighty」の展示 本展においては、出展ブースのスペースが限られていたため、搬送自律移動ロボット:Mightyの実機ではなく、小型模型の「ミニMighty」を展示しました(下記「ミニMighty」掲載写真は2023年2月に撮影)。 机上サイズの「ミニMighty」は、各パーツをバラバラにして組み立てることができ、持ち運びにも便利です。 小型ながら、細部まで本物さながらに作られているため、カタログや紹介動画では伝えきれない部分まで網羅しながらお客様へ説明することができます。 お客様との濃密な商談ができた本展 情報、通信、医療・福祉、機械・金属、DX・GX、危機管理、スタートアップと幅広い業種のブースが軒を連ねた本展。 その分、ロボティクスやハードウェアなどに特化した展示会ではお会いできないような業種のお客様との出会いもあり、お客様の関心も多岐に渡りました。 混雑しすぎない会場設計であったこともあり、ブースを訪れていただいたお客様には、細部までご説明を行うことができました。 本展において、弊社ブースへご来場いただきました皆様に御礼申し上げます。 今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。 併せて、新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集しておりすので、ご興味を持っていただいた方はご連絡ください。 お問合せにつきましては、下記より直接弊社までご連絡ください。 【お問い合わせはこちら】 https://www.piezo-sonic.co.jp/contact

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