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スタッフへの感謝会を開催しました

更新日:2月4日

10月19日(木)、弊社が拠点を構えるテクノフロント森ケ崎にて、オペレーションスタッフをはじめとする弊社スタッフへの感謝会を開催しました。

先日の「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」の受賞をきっかけに弊社代表の多田が企画した本イベントは、スタッフの日頃の尽力を労いながら、弊社の取り組みや展望を社内で共有し、改めて一同で目線を合わせる機会となりました。

本記事では、イベントの様子をお届けいたします。



多田自ら、スタッフへの感謝を伝える会を企画


⾼トルクで耐久性に優れた新型超⾳波モータとして、ピエゾソニック モータの開発・製造・販売や、モータ応⽤機器・IoTデバイス・ロボットの開発事業までもを⾏う弊社。 ステアリングにピエゾソニック モータを使用した自社開発の搬送用自律移動ロボット「Mighty-D3」は、国内外でそのデザインと走行性能を高く評価され、CES2022での「Innovation Awards」、CEATEC 2022でスタートアップ部門「グランプリ」、令和4年度 東京都ベンチャー技術大賞で「特別賞」、「精密工学会ものづくり賞最優秀賞 」 を受賞しています。


これらの受賞は、決して弊社代表の多田ひとりの力だけでなし得たものではありません。 弊社社員はもちろんのこと、オペレーションスタッフやインターン生、非常勤スタッフ、さらには共創先(協力会社様や出資企業様)をはじめとした、多くの方々のお力添えがあってこそです。


中でも、オペレーションスタッフは、モータ部品の細かな組立業務からMightyの開発・製造のサポートまで、弊社の業務の土台を支える縁の下の力持ちのような存在です。 ひとつひとつの業務は、直接お客様の目に触れる部分には表れないものも多くあります。しかし、そのたしかで地道な土台があるからこそ、弊社の技術は成り立っていると言っても過言ではありません。

共創先(協力会社様や出資企業様)の方々は、打ち合わせやプレゼンテーションなどで、多田が実現を目指すビジョンや、協働への感謝の気持ちを伝える機会が多くあります。 社内のスタッフにおいても、出張や展示会などに同行した際には、多田の想いを聞ける機会に恵まれます。


しかし、日々社内で業務を支えるオペレーションスタッフは、こうした機会に立ち会う場面は少ないのが現状です。 そのため、多田は自身が日頃どのような想いを持って業務にあたっているのか、いかに感謝の気持ちを持っているかということが伝わりにくいのではないかと考えました。


そこで、多田は「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」の受賞をきっかけに、オペレーションスタッフをメインゲストに据え、普段関わってくださる方々に感謝の気持ちと弊社のビジョンを伝え、改めて想いを共有する場を設けようと考え、感謝会の開催に至りました。


*:「精密工学会ものづくり賞最優秀賞」に関する詳細はこちら


事前にオペレーションスタッフ全員にお昼と夜、どちらが都合つきやすいか、どんな内容だとうれしいかをヒアリングし、今回はお昼に会社で「おいしいお寿司」を食べられるように企画を練ることになりました。



迎えた当日 「出張寿司」を手配


全員が参加できるスケジュールを調整し、当日は朝から全スタッフが社内に勢ぞろい。


11時までは通常業務でしたが、皆どこか落ち着きません。10時を回ると、幹事を任されたチームが慌ただしく動き出し、会場のセッティングや買い出し、受賞トロフィーや賞状の展示など設営準備が始まりました。


当初は出前を取ろうと考えていたようですが、各々が好きなものを好きなように食べることができ、せっかくならば記憶に残るものにしたいという多田の想いから、皆が好きなお寿司を目の前で握っていただく「出張寿司」を手配しました。


Mighty+お寿司のイベント準備を終えたインターン生たちは、着々と準備が進められるお寿司に興味津々。


板前さんによると、「一番おいしい状態で食べてほしい」と、会食スタートの時間を逆算して握りを開始。

パラッとほぐれる米質と甘みを両立させるため、青森県産の「青天の霹靂」北海道産の「ななつぼし」をブレンドし、赤酢を混ぜたこだわりのお米とのこと。


手早く次々と握られていくお寿司を前に、皆の期待も高まります。




多田による開会宣言・プレゼンテーション


着々とお寿司が仕上がっていく中、多田による「感謝会」の開会宣言。 オペレーションスタッフをはじめとするスタッフを労う会であるという企画趣旨が伝えられ、場の雰囲気が引き締まります。


そして、一同はスクリーンの前へ集合。「感謝会」と題したスライドに続いて、多田による弊社の取り組みや展望についてのプレゼンテーションが行われました。


モーターとロボティクス技術で人の生活を支え、「ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会」の実現を目指す弊社。

そのためのミッションとして、ノンバックラッシュで非磁性、高トルクな「ピエゾソニック モータ」の開発・提供ならびに、それを活用した応用機器・ロボットの開発・提供、さらにはロボットによる生活サポートを実施するサービスや新雇用の創出を掲げています。


未来は、今の地続きにしかありません。


未来像の旗を立てるのは多田の役目ですが、その実現には、多くの方々の力が必要不可欠です。そして、スタッフや関係者がともに同じ方向を向き、同じ進度で歩みを進めていくことが重要です。


そのため、今回の感謝会において、多田はスタッフや関係者に感謝の気持ちを伝えると同時に、自身が描く会社の展望を共有することで、一同の目線を合わせることにも主眼を置いていました。


広報関連の仕事をしていると、プレゼンの骨子部分は何回も耳にしていますが、オペレーションスタッフやインターン生の中には、このようなプレゼンテーションを初めて聞くという方もいます。


この日のプレゼン資料は、多田が忙しい合間を縫い、社内用にオリジナルで作ったスライドが何枚も確認できる内容でした。


プレゼンテーションの最後には、多田はスクリーンの前に飾られたたくさんのトロフィーや賞状に目線を落とした後、スタッフひとりひとりを見渡しながら、「これらの賞はみんなでとったものです。これからもよりよい製品作りを進め、このような賞を増やしていけるようにサポートをお願いします」と伝えました。



全員で乾杯!「出張寿司」を初体験


プレゼンテーションが終わると、いよいよ乾杯。スタッフ・関係者全員で輪になり、多田の音頭でグラスが交わされました。


乾杯後、会場はあたたかな拍手に包まれ、笑顔が溢れます。


その後は、念願の会食。お寿司屋さんの前には、あっという間に人だかりができ、各々が好みのネタでお皿を埋めていきます。

お寿司屋さんこだわりもあり、セットものではなくセルフオーダー。オーダーを伝えると、握りたてのお寿司をお皿に入れてもらえます。


お寿司をとる順番にも、多田の企画意図が表れていました。 まず最初は、今回のメインゲスト、オペレーションスタッフからお寿司屋さんの前に。いつも細かな気配りやサポートにて徹している彼女たちは、こうしたイベントでも忙しなく動き回っている姿が目立ちます。 しかし、本イベントでは、徹底した「オペレーションスタッフファースト」により、多田の感謝の気持ちを伝える意図がありました。



その後、エンジニアとインターン生、協力会社様や出資企業様が続き、多田がお寿司をとったのは、皆がお寿司を頬張る姿を確認したいちばん最後でした。




多田は一番最後にお寿司をオーダーしたのですが、なんとこっそり、おいしい海老が食べたいと裏メニューを頼んでいたようです。

当然のように、その裏メニューはみんなが注文し、あっという間になくなってしまいました。


おいしいお寿司を前に、箸も会話も進みます。


お寿司屋さんのイチオシネタは、イギリス王室のロイヤルファミリーも愛したという「エリザベスサーモン」。 国内でも食べることができる場は限られているとのことで、貴重な体験ができました。




Mighty がお寿司を配膳!


エンジニアリングチームは「“ 出張 ”寿司」ということで、せっかくならばと弊社の⾃律移動ロボット:Mighty(マイティー)も“ 出張 ”し、皆が座るテーブルへお寿司の配膳を企画。


天板には4人前のお寿司が乗せられ、オペレーションスタッフが座るテーブルを目指します。会場からは「頑張れー!」という声援も。



移動中の音も静かなロボットであるため、食事の妨げになることなく配膳ができます。


不整地の走行性能に優れているため、屋内での走行もお手のもの。手狭なスペースもスムーズな走行でお寿司とともに笑顔を運びました。


工場や倉庫内のみならず、屋外での移動検査機としての運用や病院・介護施設、高層マンションなどでの非接触・非対面物流や遠隔応対への活用を目指しています。



【AMR:Migytyについての詳細情報はこちら】



スタッフや関係者の中でも、オペレーションスタッフへの感謝を伝えたかった多田。

彼女たちの笑顔を見ることができ、多田にも満面の笑みが見られました。



お腹と心が満ちるまで、1時間と少し。全員で目線を揃えて体験をともにすることができたかけがえのない時間が、スタッフ各々にとって、弊社が目指すビジョン実現のためのエネルギーにもなっていたら嬉しく思います。


会の最後には、多田が改めて感謝を伝え、「またこうした会を開催できるように頑張っていきましょう」と鼓舞し、あたたかな拍手とともに幕を閉じました。



今後も定期的にこうした機会を設け、スタッフ一同で足並みを揃えながら、モーターとロボティクス技術で人の生活を支え、「ケガや病気になっても楽しめる生活ができる社会」の実現を目指し尽力してまいります。


今後も多くの方々に、弊社や弊社製品に興味を持っていただけますと幸いです。



新しい製品開発に取り組む研究開発型エンジニアを募集していますので、興味を持っていただけた方はご連絡ください。


【お問い合わせはこちら】









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